Bear Diary

#2

簡単に月日は流れやがる。

ハル・ベリーがトランスジェンダー役を演じることについて批判が殺到して結局降板した件、「(もともと多くない)トランスジェンダーの役は(もともと多くない)トランスジェンダーの俳優が演じるべき」という声に「女が男を演じる宝塚はどうなる?」みたいな悲惨な意見で戦おうとしてる人がたくさんいるんだけど、こういう「絶対的な回答以外は認められない」マインドの人がすごく増えていて、ひとつの意見に対して「ではこれはどうなるんですか?」とクソリプを送っているのが現代社会の病巣のひとつだと強く思う。全ての事例に敷衍できるできる回答なんかないし、「この時」のことはまた別に考えるんだよ。

みたいなことをTwitterに書こうとしたけど、まとまらなくてやめてしまった。 社会のことについて長い文章を書くのは本当に難しい。結論も出ない。でも考えることの一助にはなるし、完全にクローズドな環境ではすぐ罵詈雑言に流れてしまうのでこうして一応は公にしておく必要はきっとあるのだと自分に言い聞かせて、まとまりのないものでも残しておくことにしたい。